ごあいさつ

自分自身が大事故を体験したことで、被害者の気持ちは手に取るように理解できます。

事故の際、保険会社に不信感を抱いた私は、自分で交渉を進めました。その経験から、どれだけ被害者が悔しい思いをするのか、そして損害賠償交渉の大変さも身をもって知っています。

ですから憤りや不満、無念さを感じる被害者の力になりたいという強い思いがあるのです。

被害者の方に満足してもらえる結果を出すべく、当事務所では誠心誠意、細かいところまでしっかりとフォローしていきます。

多くの被害者が泣き寝入りするのはなぜでしょうか？

自賠責以外にも損害賠償額には３種類の基準が存在していることを知らないからです。

• １つ目は各任意保険会社が独自に提示する示談・和解から算出の低額な提示です。
• ２つ目は弁護士会が裁判の判決から算出した信頼できる額です。
• ３つ目は裁判官が上記基準にとらわれずに判断できる自主裁量基準です。

最初から、交渉次第で、これだけの金額がもらえるとわかっていれば、誰も示談する人などいません。これからは、こういった３段階の基準が存在するということを、被害者の方に積極的に知らせるように保険会社に義務付けることが必要だと考えています。

現状では、保険会社は自分たちの勝手な基準を提示し、何も知らない被害者はそのままハンコを押してしまいます。保険会社が提示する書類は不親切で、ハンコを押すしかないような書き方になっています。不満があるなら異議申し立てができるということを保険会社は知らせるべきなのです。

被害者の方が泣き寝入りすることがないように、被害者への積極的情報提供が保険会社に義務づけられるような法的な整備が必要と感じています。そのために、私自身も、微力ですが、積極的に活動していこうと考えています。